写真から、報告書まで。

書き出しは ZIP です。表と写真の隣に、FieldPic が README を書き込みます。形式の説明と、そのまま使える依頼文が5つ入っているので、ZIP をアシスタントにアップロードして、依頼文を1つ貼るだけで済みます。実際に一度やってみた記録です。返ってきた文章には手を入れていません。

  1. 調査を書き出す

    チェックリストの共有アイコンをタップするだけ。これは物件点検の例で、19項目のうち8項目に写真があり、合計11枚です。

    FieldPic_メープル荘 302号室_2026-09-20.zip

    ├── README.md
    ├── data.csv
    ├── metadata.json
    └── photos/
        ├── item_001_1.jpeg
        ├── item_003_1.jpeg
        ├── item_003_2.jpeg
        └── … ほか8枚

    photos/ — アシスタントが読んだ写真11枚

    • item_001_1.jpeg
    • item_003_1.jpeg
    • item_003_2.jpeg
    • item_004_1.jpeg
    • item_005_1.jpeg
    • item_008_1.jpeg
    • item_008_2.jpeg
    • item_011_1.jpeg
    • item_012_1.jpeg
    • item_016_1.jpeg
    • item_016_2.jpeg
  2. アップロードして依頼文を貼る

    README には5つ載っています。これはそのうち「報告書」をそのまま貼ったものです。

    点検報告書を作成してください。チェックリストの順に、各項目のカテゴリ、メモ、写真から読み取れる状態を書いてください。破損・欠品・未完了に見えるものには印を付け、写真のない項目は最後にまとめてください。
  3. 返ってきたものを読む

    無編集です。面白いのは最後の2節で、どの写真が使えなかったかをファイル名まで挙げています。data.csv がどの写真がどの項目のものかを持っているからです。

    点検報告書 — メープル荘 302号室

    書き出し 2026年9月20日 / 19 項目 / 写真あり 8 項目 / 写真 11 枚

    玄関

    1. 玄関ドアと鍵 — 木目と塗り壁を組み合わせた戸。レバーハンドルとスイッチプレートに破損は見当たりません。正面からの1枚のみで、シリンダー錠と戸当たりは写っていません。

    2. インターホン・呼び鈴 — 写真なし。

    3. 玄関の床と壁 — 2枚。1枚目は白い壁と明るい木目の床で、汚れや剥がれは見当たりません。2枚目は暗色の建具と濃い床で、1枚目と仕上げが違います。同じ住戸か確認してください。

    キッチン

    8. キッチンのシンクと水栓 — 2枚とも室内の引きで、シンクと水栓の寄りがありません。現場メモは「水栓からわずかに水漏れ。シンク下の扉の蝶番要交換」ですが、どちらも写真では確認できません。撮り直しを。

    9. コンロ — 写真なし。

    10. レンジフード — 写真なし。

    浴室

    11. 浴槽とシャワー — 浴槽、ガラス仕切りのシャワー、便器が1枚に収まっています。メモは「左端の目地に変色あり」ですが、引きの写真のため目地までは判別できません。撮り直しを。

    12. 洗面台 — 露出が足りず、カウンターと水栓の輪郭しか読み取れません。撮り直しを。

    13. トイレ — 写真なし。

    リビング、寝室、外部、設備も同じ形で続きます(ここでは省略)。

    要対応

    • キッチン水栓の水漏れと、シンク下扉の蝶番交換 — 現場メモより。写真は未取得。
    • 浴室左端の目地の変色 — 現場メモより。写真は未取得。

    撮り直しが必要な写真

    項目ファイル理由
    洗面台item_012_1.jpeg露出不足で状態を判別できない
    キッチンのシンクと水栓item_008_1.jpeg, item_008_2.jpegメモにある箇所の寄りがない
    浴槽とシャワーitem_011_1.jpeg目地の寄りがない
    玄関の床と壁item_003_1.jpeg, item_003_2.jpeg2枚の仕上げが異なる
    バルコニーと手すりitem_016_1.jpeg, item_016_2.jpeg2枚の建物が異なる

    報告書が見ていた写真

    指摘された5枚のうち2件を、書き出されたそのままで。data.csv がどの写真がどの項目のものかを持っているので、アシスタントはファイル名まで挙げられます。

    • 洗面台

      item_012_1.jpeg

      洗面台

      露出不足で状態を判別できない

    • 玄関の床と壁(1枚目)

      item_003_1.jpeg

      玄関の床と壁(1枚目)

      明るい木目の床に白い壁

    • 玄関の床と壁(2枚目)

      item_003_2.jpeg

      玄関の床と壁(2枚目)

      暗色の建具と濃い床。1枚目と仕上げが違う

    写真のない項目(11件)

    インターホン・呼び鈴、窓とサッシ、エアコン、コンロ、レンジフード、トイレ、寝室の床と壁、クローゼット内部、給湯器、分電盤、メーター検針

この例について

調査はアプリ内蔵の「物件点検」テンプレートに、フリー素材の写真を入れたものです。そのため写真は同じ建物のものではなく、報告書もそのとおり指摘しています。最後の2節がまさにその働きで、data.csv がどの写真がどの項目のものかを持っているので、使えなかった写真をファイル名まで挙げられます。

拠点をまたいでも崩れない理由

チェックリストは読み込んだ後は固定なので、同じリストで調査した拠点はすべて同じ項目名で書き出されます。ZIP を何個か渡せば、項目の列で突き合わせるだけで比較できます。「この拠点を比べて」が1行で済むのはそのためです。

スーパー3店で実際にやってみた

さいたま市の国道17号沿いのスーパー3店を同じ30品目のリストで回り、値札を124枚撮りました。3つの書き出しを Claude に渡し、値札の読み取りと、1個あたり・100gあたりへの換算までさせています。

価格調査を見る

自分の調査で試す。

最初の2プロジェクトは無料で、README はどの書き出しにも入っています。